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ML110G6 にHyper-V Server 2008 R2 をインストール

さて、例によってOSがプリインストールされていないHP ML110G6 を購入したわけですが、このサーバーにインストールするOSはマイクロソフトの無償サーバーOS 「Hyper-V Server 2008 R2」です。CPUは当然サポートのOSですし、まさにML110G6にピッタリのOSです。

Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 SP1
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=92E2C4BA-6965-4F8E-ABBE-CBB40556B680

これはマイクロソフトのサーバー仮想化戦略の一端となるもので、他社でいうとVMWare Server の無料Hyperviserサーバーの対抗になるものです。もともと「(Windows Vista Serverに相当する) Windows 2008 Server」の時代にHypervisorベースの仮想サーバー機能"Hyper-V"が提供開始されたのですが、そのWindows 2008 Server の Server Core機能とHypervisor部分を独立させたのが、無料で利用可能な初代の「Hyper-V Server 2008」でした。

現在は「(Windows 7 Serverに相当する) Windows 2008 Server R2」がリリースされ、付属のHyper-Vも機能アップしています。ここから同様に切り出したのが「Hyper-V 2008 Server R2」というわけです。

大まかには以下のような特徴があります。

- Hypervisor 部分は 64bit OSとして動作する
  (Windows 2008 Server R2のサーバーコアと同等)

- Guest OS は32bit OSと64bit OSの両方動かすことが可能

- 最大8マルチコアに(もちろん)対応。Guest OSで有効にするコアの数を物理コアと同じ数まで割り当てるように設定できる(物理4コアCPUであれば 1コアから4コアまでの割り当てが可能)

- (接続されているがhypervisor OS上ではオフラインの)物理ハードディスクをそのままGuest OSにアサインすることが可能

- とりあえずサーバーコンソールでどんなOSでも一応操作可能(OS Additionみたいなものが無くてもひとまず操作可能)

- VDIサーバーとしても利用可能("RemoteFX"とかで検索してみてください)

- 最大1TBの物理メモリをサポート。仮想マシンに割り当てるRAMをダイナミックに増減可能(R2より)

- Hyper-Vサーバー間で動作している仮想OSを移動するLive Migrationが可能(R2より)

当然バックアップは仮想ハードディスクのコピーで簡単にできるとか、差分ディスクを使えるとか、仮想マシン間の仮想ネットワークが高速とか、そのほかにもいろいろな特徴があります。これを使い始めると、Windows7 のWindows Virtual PCが非常にプアなものに見えてきます。

さてこのHyper-V Server 2008 R2 ですが、大きな欠点として、サーバー1台ではGUIでHyper-Vの管理ができない、というものがあります。(逆に言えば、コマンドライン操作とか、Windows Power Shellの操作に必然的に詳しくなるという利点?)

この点に関しては、Windows Vistaまたは7で動作するRemote Server Administration Tool というアドオンが用意されており、これを利用することでリモートからHyper-Vの管理が実用的に可能になります。

実はGUIが無いだけで、Windows 2008 Server R2の「役割の追加ウイザード」で追加可能ないくつかのサーバー機能も眠っています。たとえばコマンドライン「net share」を使えば簡単に共有フォルダを作ることができます。(ドメインに参加可能な共有フォルダサーバーとして使えるということですね。これだけで使うのはさすがに邪道ですが...) ちゃんと「コンピュータの管理」がリモートで可能なように設定さえすれば、Windows Server同様に共有フォルダをGUIで作れるようにもできます。

今回使用しているML110 G6は Xeon 3430 (4コア4スレッド) 8GBメモリ で、ハードディスクは4台まで内蔵可能です。ダウンロードした.isoでDVDを焼いてサーバーを起動すると、Windows 2008 Serverとまったく同じGUIインストールが始まります。このステップは何の問題も無く終了します。

以下の記事は初代Hyper-V Server 2008 + Vistaでの例ですが、非常に参考になりました。

Hyper-V Server 2008導入ガイド
http://www.computerworld.jp/topics/560/Windows%20Server/157149/Hyper-V%20Server%202008%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%20%EF%BC%8B%20Q%EF%BC%86A%EF%BC%BBPart1%EF%BC%BD

この記事の筆者の山市さんのブログ記事はいつも参考になります。

山市良のえぬなんとかわーるど
http://yamanxworld.blogspot.com/

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コメント

新しいPCを買いたいと思っていて、
仮想化が流行っていると聞いたのだけど・・・。
仮想化機能って何? 

投稿: ブレード | 2011.12.06 20:19

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