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Office Live Small BusinessメールをOffice365に移行

さて、Office365への移行期限もせまってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

当方でもこの週末メール移行をやってみました。

1. Office365サインアップ & アカウント作成

Office Live メンバーセンター(http://home.membercenter.office.microsoft.com/settings/pages/home.aspx など) に管理者でサインインすると、6ヶ月プロモーションの内容と、リンクが表示されますのでこれをクリックし、Office365のサインアップをします。最初にこれを行ったOffice365ユーザーが自動的に最初の管理者になります。2人目以降のアカウントはOffice365側の管理者が最大25人まで作成可能です。

Office365側の初期ドメインとして、 XXXX.onmicrosoft.com のようなドメインを選んで作成します。ログインアカウントは user@XXXX.onmicrosoft.com のようなアカウントになり、またユーザー作成時に初期パスワードが自動的に設定されます。

この時点ではOLSB側のユーザーとOffice365のユーザーにはまったく関連はありません。

2. Office365アカウントでとりあえずログイン

アカウントを作成したときに、任意のメールアドレスに「ログイン名」「初期パスワード」の情報を伝えるメールを送信することが出来ます。この情報を使用して、Office365 Home (https://portal.microsoftonline.com/Default.aspx)にとりあえずログインします。すると本パスワードを入力するように要求されます。

パスワードが決定されると、とりあえずWeb 画面に案内され、ここからWeb上のOutlook機能にもアクセスできるようになります。メーラーとしてOutlookを使用する時には必要ありませんが、POP/IMAP/SMTPを利用してメール送受信を行うメーラー(Windows Live メール2011などもOK)を使用するときは、Web上のOutlook機能画面から右上の[オプション]から[すべてのオプションを表示...]をクリックし、表示された画面内の「POP、IMAP、および SMTP アクセスの設定... 」というリンクをクリックすると以下のように接続情報が表示されますので、これらの接続情報をメモしておきます。

POP の設定 
サーバー名: pod51022.outlook.com
ポート: 995
暗号化方法: SSL


IMAP の設定 
サーバー名: pod51022.outlook.com
ポート: 993
暗号化方法: SSL


SMTP の設定 
サーバー名: pod51022.outlook.com
ポート: 587
暗号化方法: TLS

3. Outlook 2007 または Outlook 2010を設定

OutlookでOffice365のアカウントを使用するのは非常に簡単です。Office365のホーム画面で「ここから開始する」のすぐ下に「1. お使いのコンピューターを Microsoft Office 365 と連動するようにセットアップする。今すぐセットアップ」と表示されています。パソコンにOfficeがインストールされている状態でこの「今すぐセットアップ」をクリックすると、Office365用のアカウントをセットアップする補助プログラム(?)が起動します。ここで「ユーザーアカウント(メールアドレス)」「本パスワード」を入力すると、Office365のアカウントがセットアップされます。

Outlookのプロファイルなどを使っていて手動でアカウントをセットアップしたい場合は、コントロールパネルの[メール]で設定したいプロファイルを開いた後、メールアカウントを追加します。この場合、Exchange サーバーのアカウントを設定する場合と同じく、ただ「ユーザー名(メールアカウント)」「本パスワード」の2つの情報を入力するだけで、自動的にアカウントが設定されます。

このあとOutlookを起動すると、一回だけサインイン情報(「ユーザー名(メールアカウント)」と「本パスワード」)の入力を要求されます。

4. Outlook Connectorの設定

Office Live Small Businessのアカウントに溜まったメールにアクセスし、Office365のアカウントに移動するには、Outlook上ではOutlook Connectorをインストールし、アカウント情報を設定する必要があります。

Outlook Hotmail Connector (32bit)
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=d9662d20-ad27-45a6-9184-f906dd63ddaa

※ Office 2010 64bit版を使用している場合は64bit版をダウンロードしてください。これはWindows OSが64bit版かどうかではなく、Officeが64bit版かどうかで選択します。

Outlook Connector をインストールしていると、「Hotmailアカウントを追加しますか?」と聞かれます。あるいは、コントロールパネルの「メール」でメールアカウントを追加するときに「その他」の種類の中から[Microsoft Outlook Hotmail Connector]を選択してアカウントを入力します。

5. メールと連絡先の移動

Outlook上でOffice365のアカウントとOffice Live Small Businessの両方のアカウントを開けるようになったら、メールの内容をOffice365のアカウントへ移動します。具体的にはOLSB側のフォルダごとにすべてのメールをCtrl-Aで選択し、目的のOffice365のフォルダに移動します。移動先のフォルダはあらかじめ作成しておく必要があります。(と書きましたが、実際にはフォルダアイコンをアカウントのルートアイコンへドラッグドロップすることでも可能でした)

また忘れずに[連絡先]もOffice365へ移動します。

6. カスタムドメインの移動

OLSB側ではカスタムドメインを使用していた場合、そのカスタムドメインを外部のレジストラに委譲し、DNSの設定を行うことでOffice365でそのカスタムドメインを使用することが出来ます。マイクロソフトはWindows Small Business Server 2008のころから外部レジストラとしてMelbourne ITというレジストラと提携しており、サンプルとしてここを使用した場合の移行手順を株式会社ダンクソフトが設定ドキュメントとして公開しています。(Melbourne ITでは無料のDNSサービスを提供しており、Web上で設定を変更できます。実際はNSの設定が可能な業者であれば原理的には移行できるものと思われます)

Office Live Small Business カスタムドメイン移行方法のご案内http://www.dunksoft.com/news/pdf/OLSB.pdf

ここまでの移動が終わったらOutlookのプロファイルからOLSBのアカウントを削除してかまいません。

Office Live Small Businessからの移行に関する最新(?)情報は
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/officelive/transition/default.aspx

で入手出来るようです。

(2012年5月10日追記)

最終的に独自ドメインに移行する場合は、結局独自ドメインのアカウントと元の XXXX.onmicrosoft.com ドメインのアカウントは同じユーザー名でもまったく独立したアカウントになるようです。そのため最終的に独自ドメインに移行するのであれば、先に独自ドメインのアカウントを作成し、Office Live Small Businessのメール内容を直に移動するのがいいのかもしれません。(でもMXレコードを変更してしまうとその間のメールは届かないと思われるので、やはり2段階でonmicrosoftドメイン → 独自ドメインと移行するのが安全???)

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