December 03, 2016

Compact 2013 CTKが日本語OSで起動しない

先日Compact 2013の Comapct Test Kit を起動しようとしたのですが、エラーが発生し起動できないことに気が付きました。

Compact2013testkiterror
 
 
ちょっと調べてみると、英語版OSでは問題なく起動するという情報がありました。
 
Windows Embedded Compact 2013 Test Kit error on application launch
 
うちではWindows 10 Professional 64bit 日本語版を利用していたのですが、設定画面の「時刻と言語」を開いて「地域と言語」で「英語(米国)」を追加し、これを「既定として設定する」としました。
いったんログアウト後再度ログインすると、Windows UIが英語版になるのですが、この状態でCompact 2013 Test Kit を起動すると問題なく動きました。
 
Languagesetting2
 
ということで、Windows UIが (一時的にでも)英語版になってしまうのですが、Compact 2013 Test Kit を起動することができました。

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December 04, 2015

Windows 10 IoT Coreが Threshold2ベースに

しばらく前にPC用Windows 10 が Threshold 2 (build 10586)ベースとなりましたが、昨日Windows 10 IoT Coreで提供されているイメージもThreahold 2 ベースとなったことがBlogで発表されました。

What’s new for Windows 10 IoT this fall
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2015/12/03/whats-new-for-windows-10-iot-this-fall/

まあ、この記事ではあまり明確ではありませんが、実際にダウンロードページを見てみると、ISOファイル名が

10586.0.151029-1700.TH2_Release_IOTCoreRPi_armFRE.ISO

10586.0.151029-1700.TH2_Release_IOTCoreMBM_x86FRE.ISO

のように更新されています。リリースノートもDec 2015版となっていました。

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November 18, 2015

Compact2013 Wave2 がリリース

先日MSDN Subscriver download をチェックしてみたところ、10月にCompact 2013の大幅アップデートが提供されていたことに気が付きました。

Compact2013update

※例によってPrivate コード対応のために、MSDN Subscriber Downloadから.ISOが提供されています。Privateコードをインストールしていない場合は、同等のものを以下からダウンロード&インストール可能です。

Windows Embedded Compact 2013 Updates
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42027

このリンクでは常にその時点の最新のリリースが提供されます。現在のリリースノートを見ると明確に「Wave 2 (September 2015)」の記述があり、10月以降のアップデートは Wave 2ベースとなることが記載されています。またこのアップデートを行うと以前のリリースの状態に(簡単には)戻すことはできなくなるとのことです。

ところでこのWave2リリースでは

- Visual Studio 2015 のサポート

が大きな変更点となっています。

本来であればサポートOSとしてWindows 10も追加して欲しかったところですが、そこはこれまで通りWindows 8.1までのサポートとされています。

同時に、VS2015対応のApplication Builder も以下からダウンロード可能となっています。

Application Builder for Windows Embedded Compact 2013
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819

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January 26, 2015

Windows Embedded Comunity Day 第5回が開催されます

来週 2月3日に、品川の日本マイクロソフト 31Fにて「Windows Embedded Comunity Day」の第5回が開催されます。

参加登録は以下から可能です。

Windows Embedded Community Day
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn324916.aspx

テーマは「IoT がもたらす新しい社会と変化」ということで、組み込みのトレンドとしてのIoTがとりあげられるようです。

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January 18, 2015

Compact7用WEDUがインストールできない件

Windows Embedded Compact7 では Windows Embedded Developer Updateという仕組みが導入され、ツールによりアップデートのチェックができることになっているのですが....最近はそもそもWEDU登録が正常に行われずインストールさえできないという現象が発生しています。

WEDUの公式インストール方法は以下に説明があります。

Windows Embedded Developer Update (Compact 7)
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/gg469887(v=WinEmbedded.70).aspx

要するに、コントロールパネルの「プログラムと機能」からインストールされた「Windows Embedded Compact7」または「Windows Embedded Silverlight Tools」を探して「変更」を行うとインストーラ画面の選択肢が表示されるので、ここから「Update」を選択しろ、ということです。

Wedu_install1

ところが、Nextボタンを押してRegistrationを行おうとしても正常に登録されず、結果WEDUがインストールできないという状況に陥ります。

この問題に関する対処が MSDN Forum (USページ)に掲載されました。

WEDU registration endless loop help
https://social.msdn.microsoft.com/Forums/en-US/f4cafc04-9725-460b-80ac-2029001385a2/wedu-registration-endless-loop-help?forum=winembplatdev

ここで説明されている方法は、以下のレジストリを開発PCに設定したあともう一度上の画面を表示させ、「Update」を実行しろ、という内容でした。当初はこのレジストリキーおよび値は存在しないので、これを新規作成する必要があります。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows Embedded Compact\7.0]
"WeduRegistered"="1"

※ dword:1 ではない点に注意。要は"1"という文字列値を設定します。
※ この例はCompact7の例です。Compact 2013の場合は8.0で同じ文字列値を設定します。

Wedu_install2

成功すると、上のような表示になります。

で、次の問題は「Check for Update now」を行ってもUpdateが見つからないという問題になるのですが、結局みなさん Monthly Updateの実行ファイル「WindowsEmbeddedCompact7.exe」を利用してアップデートするという方法しかないか...という状況のようです。(役に立たない...)

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January 06, 2015

GoAzure 2015が開催されます

JAZUG とマイクロソフト共催の年に一度のイベント「GoAzure 2015」が来週金曜(16日)にベルサール渋谷ファーストで開催されます。

GoAzure 2015 ~ Microsoft Azure 史上最大のコミュニティイベント ~
http://r.jazug.jp/event/goazure/

CEO交代以降、デバイス&クラウドと叫び続けているマイクロソフトですが、いよいよ組み込み技術者的にもクラウド対応は急務になりつつあります。これを機会にクラウド関連の知見を深め新しい世界に触れてみてはいかがでしょうか?

個人的には、Hadoop/HD Insight とこれに続く Stream分析、それから Azure Machine Lerning に注目しています。興味のあるかたは是非。

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November 07, 2014

Compact2013 Update 11 と Power Toy for .NET Compact 3.9

11月6日に開催された代理店向けのトレーニングイベントにおいて、マイクロソフトより以下のCompact2013アップデート情報が提供されました。

1. Update 11 が提供された

2014年9月にリリースされたupdate 11はMS社内で「マイルストーン」とされるもので、以下のFeatureを(地味に)提供しています。これらを使用するには、新しいライセンス条件に同意しなければならないのだそうです。ちなみに、前回のマイルストーンは以前に紹介した  update 5 とのことです。

- i.MX6Q SABRE Lite ARMv7 BSP

いわゆるInbox BSPとして update 5時点で発表されたものですが、ようやくリリースとなりました。

- Realtek RTL8188CU, RTL8192CU, and RTL8188EU 802.11 b/g/n WiFi Driver

Realtek の無線LANチップ用のNative WiFiドライバとして提供されます。「Microsoft's native USB stack」と「WPA/WPA2-PSK Supplicants」という気になるキーワードが挙がっていますが、MS的にミドルウエアを追加したのかもしれません。(確認してませんが...)

- Westtek JetCet PDF viewer

オリジナルのインストーラの参照する証明書の期限切れのため、この項目を選択しているとCompact2013全体のインストールが失敗すると説明されています。Compact2013のインストール時にはこの項目を選択から除外します。またこの項目を単独でインストールするためのインストーラが提供されています。

例によって WindowsEmbeddedCompact2013.exe を以下からダウンロードし実行すると、スライダーUIにより Update11までを選択可能になっていると思います。

Windows Embedded Compact 2013 Update 11
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44560

またCompact2013のこれらの新機能は、なにげに以下のページにも反映されています。

What's New (Compact 2013)
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/gg154234.aspx

※ 評価版の .iso はまだ update 5 レベルのようです。

2. Power Toys for .NET Compact Framework 3.9

Compact2013の.NET Framework バージョンはv3.9とされていますが、この環境で使用可能なツールがダウンロード提供されています。

Power Toys for .NET Compact Framework 3.9
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44301

以下のツールが含まれます。

Remote Performance Monitor and GC Heap Viewer

Provides real time counter data (ranging from Garbage Collector activity to type loading info) on a running NETCF application. The GC Heap Viewer feature allows you to capture the managed heap at any moment your app is running to view live references, and allows you to compare multiple snapshots to find memory leak issues.

NETCF CLR Profiler

CLR Profiler is an instrumenting allocation profiler for NETCF applications. It provides detailed allocation visualizations, allocation callstacks visualizations and useful for diagnosing memory management issues.

App Configuration Tool (NetCFcfg.exe)

On-device tool for specifying what version of the NETCF runtime an application will run against, displaying installed versions of NETCF and displaying info about DLLs in the GAC.

NETCF ServiceModel Metadata Tool

The .NET Compact Framework ServiceModel Metadata Tool (netcfsvcutil.exe) allows you to generate a Windows Communication Foundation (WCF) client proxy to help developers consume WCF services on device. Like svcutil.exe, which is the desktop version of the utility, netcfsvcutil.exe is a command-line tool that generates service model code from metadata documents and generates metadata documents from service model code.

Remote Logging Configuration Tool

The Logging Configuration Tool enables users to easily configure logging options on a NETCF device including: loader, interop, network, error and finalizer logs.

NETCF Network Log Viewer

A utility for viewing NETCF network log data.

以上、ご参考まで。

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July 14, 2014

Windows Developer Program for IOT

以前こちらで紹介していた (通称)Windows on Devicesですが、米国時間先週末(7月11日)のタイミングで新展開がありました。MSDN BlogでGalileoボードで動く「Windows Developer Program for IOT 」のデベロッパ向けリリースが発表され、即日Microsoft Connect経由でダウンロード可能になりました。

New Windows developer program for IoT
http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2014/07/11/new-windows-developer-program-for-iot.aspx

Rolling out the Windows Developer Program for IoT
http://blogs.windows.com/windows/b/buildingapps/archive/2014/07/11/rolling-out-the-windows-developer-program-for-iot.aspx

同時に windowsondevices.com のサイトはマイクロソフトHWDEV内にリダイレクトされるようになっています。

Windows Developer Program for IOT
http://msdn.microsoft.com/en-us/windows/hardware/dn786369

Windows Developer Program for IOTは開発ツールとしてはVisual Studio 2013を使用し、Galileoボードにダウンロード・実行可能なバイナリを作ることができます。作成したプログラムをGalileoボード上で動かすには、実際にはWindowsカーネル(?)を含んだブート用SDメモリカードが必要で、現在 windowsondevices.com で登録したユーザーを中心にボード+SDメモリ+ USB Ethernetの開発キットを配布中とのことです。

開発ポータルにはソースコードも公開されており、だいたい以下のような感じです。FAQによると、既存のArduino用スケッチをソースコード互換でそのまま利用できるよう配慮されているとのことです。

#include <arduino.h>

int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[])
{
  return RunArduinoSketch();
}

上ではカーネルスケジューラ的なものをRunArduinoSketch() で実現しているようですが、詳細はまだ良くわかりません。ここでは arduino.h をインクルードしていますが、x86コードではない8bit arduinoなどでは現状動かすことはできないと思います。

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June 10, 2014

Microsoft IoT Summit 2014が開催されます

来週 6月16日にMicrosoft IoT Summit 2014 が恵比寿ガーデンプレイス裏のウエスティンホテル東京で開催されます。

この催しはマイクロソフトがIoTユーザー向けに行うもので、主にビジネス機会を探っての開催だと考えられます。一方、開発者(サイトでは"パートナー"と表現されていますが)向けの新しい情報公開もなんらかされるのではと予想されます。

4月の Build 2014では Windows on Devices の存在が公にされ、Intel Galileo ボードでkernel32.dll が動いていることが示されました。そのあと、Microsoft Azure Intelligent Systems Service (ISS)のベータユーザー募集が行われたこともニュースになっていました。また、単純にどのようなビジネスの機会があるのかを知るための機会にもなりそうです。

今であればまだ参加登録受付中のようですので、興味ある方は以下から。

Microsoft IoT Summit 2014 - Welcome to the Internet of YOUR Things
http://www.microsoft.com/ja-jp/events/IoYT_index.aspx

(関連情報)

Windows on Devices サイト
https://www.windowsondevices.com/

Microsoft Azure Intelligent Systems Service サイト
http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/intelligent-systems-service.aspx

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April 22, 2014

Windows Embedded Comunity Day 2014 4月が開催されます

なぜかあまり告知されていないような気がするのですが、Windows Embeddedのイベント「Windows Embedded Comunity Day 2014 4月」が今週金曜日(25日)午後に品川マイクロソフト31Fセミナールームで開催の予定です。

Windows Embedded Comunity Day
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn324916.aspx

今回のテーマはずばりCompact!

ということで、Compact 2013 Updateの話題から始まり、スナップショットブート、クラウド連携、電源管理などのテーマでさまざまな情報提供が行われる予定です。

一応、前日までに参加登録が必要なので、お忘れなく。

(2014年5月22日更新)

上記URLより当日のプレゼンPDFがダウンロード可能になっています。

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April 04, 2014

Windows for IoT とは何か?

4月2日よりサンフランシスコで開催中のBuild 2014ですが、組み込みWindowsに関係する発表も出てきました。

Windows to be free on 9” and smaller tablets, also on IoT devices
http://arstechnica.com/information-technology/2014/04/windows-to-be-free-on-9-and-smaller-tablets-also-on-iot-devices/

上のWindows for IoTの正体とは一体何か? ということで、もしかしたらもともと無料の.NET Micro Framework のことかも?と思っていたのですが、確認してみるとIoT向けの新しいWindows OSらしいということがわかってきました。(そのままやん!) これは下のセッションビデオの最後のほうでも紹介されます。

Windows and the Internet of Things
http://channel9.msdn.com/Events/Build/2014/2-511

このWindows for IoTの想定しているハードウエアプラットフォームはキーノートでも一瞬出てきたIntel Quark SoC / Galilleoボードあたりらしいです。Quark SoCは400Mhzクラスの 32bit x86プロセッサとされているのですが、BIOSの代わりに32bit UEFIが搭載されているのと、ディスプレイ出力機能を持たないため、これまでのところWindows OSもDOSでさえも起動できないというハードウエアでした。

ところがこのセッションビデオ中にGalileoボードでVisual Studio 12でビルドした32bit x86コンソールプログラムを実行するデモが出てきます。つまり、ヘッドレスでも動作する32bit x86 Windowsカーネルを開発中のようです。(デモで表示されるファイル一覧の中に、kernel32.dll という怪しいDLLが見えています)

ビデオ中では「詳しくは http://www.windowsondevices.com/ を見てね。乞うご期待。」みたいな感じで終わるのですが、このページに行くとリンクがあって最終的にはWindows Embeddedのページにたどり着きます。つまりこれが Windows for IoTの正体だと思います。じゃあARMバージョンは存在するのか? とかもまた疑問ですが。

Galileo の次には Edison も控えているわけで、これまでLinuxしか動いていないこれらのIoT向けプラットフォーム・SoCの上でもWindows を推していこうという話のように理解しました。

(関連情報)

Quarkを搭載したIntelの開発ボード「Galileo」を試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20140131_633020.html

IntelのSDカード型コンピュータ「Edison」の詳細が判明
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20140111_630478.html

(2014年5月2日追記)

本日気がつきましたが、MSDNのハードウエア開発者向けのページ

http://msdn.microsoft.com/library/windows/hardware/dn613854(v=vs.85).aspx

では、Intel製のあたらしいハードウエア開発向けのボード「Sharks Cove」が紹介されています。それはそれとしてこのページの下の方に

Windows on devices

At the Build 2014 conference, Microsoft announced an internal project to explore how to bring Windows to small, connected devices. If you are interested in learning more, send an email to WinDevicePreview@microsoft.com. We'll contact you as soon as we have a build ready to share. We're excited to help you build the next big thing!

のような記述が。要するに Windows for IoT = Windows on devices ということはないでしょうか? (まあ、現状コードネームのようなもので、最終的な名前ではないかもしれませんが...)

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April 02, 2014

Compact2013のVS2013対応アップデートがリリース

以前紹介していたCompact 2013のVS2013対応アップデートですが、3月末に無事リリースされたようです。

Windows Embedded Compact 2013 update release is now generally available
http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2014/03/31/windows-embedded-compact-2013-update-release-is-now-generally-available.aspx

入手方法は主に下の2通りになるようです。

  • 最新の評価版を入手して試す
  • MSDN Subscriber Download からDVDイメージをダウンロード

評価版ダウンロードのページは以前からありましたが、ダウンロード可能なイメージが新しいものに差し替えられていました。いっぽうMSDN Subscriber Download は契約している人しかダウンロードできませんが、以下のようにダウンロード可能な.ISOイメージが用意されています。

Msdn_compact_2013_update
OEM契約のある人は代理店からDVDが入手可能かもしれません。

実際のアップデート内容に関しては後日検証してみます。

(2014年4月22日更新)

同様にApplication Builder も VS2013対応版がリリースされています。

Application Builder for Windows Embedded Compact 2013
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=38819

インストールすると、VS2012またはVS2013で Compact2013アプリが開発できる「プラグイン」になっています。適当に作ったCompact2013 SDKをインストールすると、新規プロジェクトでCompact2013対応のネイティブ開発などが可能になります。

※ SDKが無いと何もできないので注意!

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February 26, 2014

パナソニックより5インチTOUGHPADの新モデル

これまでWindows 8とAndroid で展開していたパナソニックのTOUGHPADシリーズですが、Windows Embedded Handheld 8 または Android 4.2を選択できる5インチディスプレイ新モデルが追加されました。

パナソニック、法人向けに5型頑丈タブレット「TOUGHPAD」
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140224_636704.html

Windows Embedded Handheld 8 は Windows Phone 8 のOSを基本部分として利用した組み込み/流通業界機器向けのOSです。いわゆるハンディターミナルとしてWindows Phone 6 やWindows Embedded Handheld 6.5 が利用されてきた領域に後継OSとして用意されました。

もちろん Windows Phone 8ベース(しかも実質Qualcomの スマートフォン向けSOCしかサポートしない) のため、通話やデータ通信機能の実装は非常に簡単だと思われます。(もちろん日本での通信機器としての認定はそれなりに手間がかかります)

また、Phone 8では直接接続可能な周辺機器が非常に限定されるのに対して、Handheld 8ではデバイスドライバーの追加がそこそこ開放されていると考えられます。アプリケーションの開発用SDKはこちらからダウンロード可能で、.NET / C#ベースの開発が可能になっています。

ただ、

- 動作可能なCPUチップが非常に限られること
- これまでのWindows CEベースのネイティブコード記述アプリケーションが一切利用できなくなること

から、ハンディターミナル各社のMobile 6.5 からの移行は一般にはあまり進んでいないと考えられます。

(過去記事) Windows Embedded 8 Handheld 情報
http://cello.cocolog-nifty.com/wince/2013/01/windows-embed-1.html


ところで、パナソニックがWindows Embedded Handheld 8のパートナーに加わったことは1月のNRF Showの時点で明らかになっており、今回はその具体的な製品のお披露目となりました。

http://www.wpcentral.com/panasonic-working-microsoft-build-new-devices-enterprise

1月時点ではどんな機器が出てくるか誰も予想出来ていませんでしたが...こう来ましたか!という感じですね。発売はまだ先のようですが、日本で3月に開催されるRetail Tech Japan 2014 でも触れることができるのではと思います。

一部「パナソニック スマホ再参入」みたいな記事も出ていますが、それはちょっと違うのではないかと...

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February 07, 2014

Compact 2013 が Visual Studio 2013対応に

先日 Windows Embedded Blog に以下のような記事が掲載されました。

Coming soon: Visual Studio 2013 and other updates to Compact 2013
http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2014/02/05/coming-soon-visual-studio-2013-and-other-updates-to-compact-2013.aspx

この記事によると、マイクロソフトはこの春をめどにCompact 2013のアップデートリリースを予定していて、その中にはVisual Studio 2013対応も含まれるとのことです。

※ これまでは 「Visual Studio 2012 Update2以降」対応、でした。

振り返ると、Visual Studio の add-in として提供されるようになったCE6/VS2005 以降のPlatform Builderツールにおいて、元のVisual Studioのアップデートに対応というのはこれまでになかった新しい展開です。開発者はこれまで Compact OSのビルドのために最新リリースのVisual Studioからは一世代古いツールを使わざるを得ませんでしたが、最新VSリリースから3ヶ月(くらい) で対応できたのは、(Visual Studio 2012から2013の変更点が小さかったとはいえ)なかなか画期的なことです。

今回のアップデートではこれ以外にも以下のアップデートが予定されているそうです。

- Application Builderのアップデート

- in-box i.MX6 SABRE lite BSP,

- in-box Wi-Fi device driver for TI SDP44xx.

ちなみに、i.MX6 SABRE lite BSPは以下の開発ボードで、2万円強で入手できるもののようです。i.MX6 SABRE lite BSPはのCompact2013 は強力なアップデートになりそうです。

http://jp.mouser.com/new/Boundary-Devices/boundarydevices-SABRELite/

http://boundarydevices.com/products/sabre-lite-imx6-sbc/

おまけ

Compact 2013の現在のinbox BSP は以下です

  TI_SDP44XX CEPC AMD GSeries
 CPU TI OMAP4470 X86 CPU AMD G-T56N
AMD G-T40N
 CPUタイプ ARMv7 X86 X86
 リファレンスボード TEVM4470
(Blaze Tablet2)
Virtual PC 2007
Client Hyper-V
   
そのほか
DBFT1-00-E1-EVAL-KT
(G-T56N)
DBFT1-01-E1-EVAL-KT
(G-T40N)

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/gg156127.aspx より

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June 21, 2013

Embedded Compact 2013をインストールする(その2)

以下の手順は

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj200354(v=winembedded.80).aspx

を参考にしています。

==============================================

5. VS2012 のインストール

ここは特に問題ないと思うので省略します。

6. VS2012 Update 2 (以降)のインストール

VS2012 Update はCompact 2013専用ではなく、すべてのVS2012ユーザーに有効なアップデートです。

Microsoft、「Visual Studio 2012 Update 2」を正式公開
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20130408_594991.html

もう少し詳しい更新内容が
http://support.microsoft.com/kb/2797912/ja

から参照可能です。

Update 2 ではExpression Blend 4の機能がVSに統合されCompact 2013からも利用されると考えらえます。

Compact2013install1_2

インストールが完了した後は、コントロールパネルの「プログラムと機能」で「インストールされた更新プログラムを表示」を選択すると、

Visual Studio 2013 Update 2 (KB2707250)

と表示され確認することができます。

7. .NET Framework v3.5 SP1のインストール(確認)

そもそも.NET Framework v3.5本体は、Windows7とWindows8ではインストーラではなく、コントロールパネルの「プログラムと機能」から「Windows機能の有効化と無効化」で有効にします。

Compact2013install2

.NET Framework v3.5の機能を有効にしたあと、SP1にアップデートする必要があります。あるいはWindows Updateで勝手にインストールされている場合もあるようです。以下の方法で v3.5 SP1 が使用可能になっていることを確認します。

Windows Tips: .NET Frameworkのバージョンを確認する方法
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1210/26/news086.html

インストールされている Microsoft.NET Framework のバージョンおよびサービス パック レベルを確認する方法
http://support.microsoft.com/kb/318785/ja

8. Application Builder for VS2012のインストール

ダウンロードした VSEmbedded_AppBuilder.exe を実行してインストールします。

Compact2013install3_2

Setup Successful!

と表示されると、Application Builderのインストールは終了です。

9. Windows Embedded Compact 2013本体のインストール

ダウンロードしたDVDイメージをマウントし、WindowsEmbeddedCompact2013.exeを実行するとインストールが始まります。

Windows8ではダウンロードした.ISOファイルをExplorerでダブルクリックするとマウントされます。Windows7ではVirtual Clone Driveなどを利用してマウントするとよいかもしれません。

Compact2013install5

この後、インストールキーが要求され、またライセンスアグリーメントに同意すると、インストール形式を選択する画面が表示されます。

Compact2013install6
試しにカスタムインストールを選ぶと、以下のような選択肢が表示されますが、とりあえず全部選んでみました。

Compact2013install7

このあと、選んだShared SourceやWESTEKなどに対応した追加のライセンスの同意を求められた後、インストール内容が(Compact7と同じように)下のように表示されます。

Compact2013install8
今回DVDイメージからインストールしているのでレイアウトファイルの作成は不要です。Installボタンを押すとハードディスクへのインストールが始まります。当方の環境では30分くらいでインストールできました。

Compact2013install9

最後にWindows Embedded Developer Updateが紹介されます。これをインストールすると、アップデートのインストールが半自動的に行われるようになります。

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Embedded Compact 2013をインストールする(その1)

これから何回かに分けてWindows Embedded Compact 2013のインストールの手順をまとめます。

1. 必要OSほか

  • Windows7 (x86 または x64)
  • Windows8 (x86 または x64)
  • Windows Server 2008 R2 (x64)
  • Windows Server 2013 (x64)

いずれもSPなし/SPありのどれでも可能とされています。

あとは、必要RAM 2GB、必要ハードディスク(NTFS)100GB、DirectX9対応ビデオカードとされていますが、RAMとハードディスク容量以外はVS2012の必要要件から来ているようです。

2. 必要ソフトウエア

VS2012本体以外は、それぞれのダウンロード元から無料でダウンロード可能です。今回Compact2013は英語版IDEしか提供されないので、VS2012本体は英語版を使うのが無難かもしれません。

Visual Studio 2012 Update2はそのままだとダウンロードインストーラが起動するだけなので、/layoutオプションを指定してあらかじめダウンロードを終わらせておくとよいかもしれません。(試してみたところ、計1.8GBのファイルがダウンロードされました)

3. Compact2013評価版をダウンロード

http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=39268

から評価版のDVDイメージをダウンロードできます。またオプションとして

Monotype iType for Windows Embedded 2013の評価版エンジンとYingHeiフォントをこちらからダウンロードすることができます。Monotype iType for Windows Embedded 2013はCCJK環境で利用することができるとされています。

4. インストールキーの入手

評価版をインストールするには、Micorosft IDでサインインする必要があります。

こちらから入手してください。

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June 14, 2013

Windows Embedded Compact 2013 リリース

こちらでも紹介していたEmbedded Compact 2013 ですが、いよいよ一般に入手可能(GA)になりました。

ニュースリリース
http://www.microsoft.com/en-us/news/features/2013/jun13/06-13EmbeddedCompactGA.aspx

プロダクトページ
http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/windows-embedded-compact-2013.aspx

評価版ダウンロード(Microsoft IDが必要です)
http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/download-compact-2013.aspx

What's New (MSDN)
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/gg154234(v=winembedded.80).aspx

開発環境としてはVS2012を利用し、対応CPUはARMとx86のみになるようです。

また「fast boot」「snapshot boot」という新機能が提供されるようです。
(そのほか説明されている内容はあまり変わり映えしませんが...)

Embedded Blogにも記事がポストされていますが、現状まだわからないことが多いですね。おいおい情報提供していきます。

http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2013/06/13/windows-embedded-compact-2013-a-developer-s-perspective.aspx

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May 18, 2013

US WindowsEmbeddedサイトリニューアル

今週気がついたのですが、Windows EmbeddedのUSサイトがリニューアルしています。

http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/windows-embedded.aspx

Windowsembedded


マイクロソフトの一年は6月に始まり5月に終わります。5月後半から6月にかけていろいろと新しい展開がありそうです。

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January 15, 2013

Windows Embedded 8 Handheld 情報

"National Retail Federation Convention & EXPO"イベントでは、Windows Embedded 8 Handheldに関しても追加の情報提供がありました。

Windows Embedded 8 Handheld joins the Windows Embedded 8 family
http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2013/01/14/windows-embedded-8-handheld-joins-the-windows-embedded-8-family.aspx

Windows Embedded 8 Handheld はWindows Embedded Handheld 6.5の後継で、Windows Phone 8 を元にハンディターミナル向けに味付けしたマイクロソフトの組み込み製品です。ご存知のようにWindows Phone 8 はデスクトップWindows 8 OS (Windows RT)とカーネルが共通化されたARMベースのプラットフォームです。

Windows Phone 8では現在のところ動作するSoCチップが非常に限定されている印象ですが、Windows Embedded 8 HandheldでもQualcomm チップがフューチャーされているっぽい(?)です。そのほかには、

- ハードウエアボタンのサポート

これがFeatureに入っていること自体不思議ですが、一般的なWindows 8スクリーンとは違って物理ボタンもサポートする、と名言しています。 実際にはWindows 8 タブレットでも物理「Windows」ボタンを採用しているものがあります。普通にUSB HIDカスタムボタン(やHID通常キー)で可能ですね。

- プリンタ、スキャナなどの周辺機器のサポート

Windows Phone 8では後から周辺機器のサポートを追加することは至難の業ですが、Windows Embedded 8 Handheldではこれを何とかする、と。具体的には米国ARTSUnified POS を採用するようです。これはいわゆるWEPOS/PosReady7でよく利用されたOPOSとPOS for .NETを統合したフレームワークで、もとはレシートプリンタ、バーコードスキャナ、磁気カードスキャナなどをサポートするWin32 OCXの標準化から始まった流れです。現在Version 1.13のはずですが、2.0を規格策定中なんですかね?

このあとに以下の開発パートナーの各社が紹介されています。

  • Bluebird
  • Honeywell
  • Ingenico
  • Intermec
  • Motorola Solutions

現在のところ一般ユーザーがWindows Embedded 8 HandheldのOSや開発にかかわる可能性は非常に低いですが、日本に複数あるハンドヘルド端末メーカーの動向が気になりますね。(マイクロソフト担当や私宛コンタクトいただければ多少お手伝いできるかも、です。)

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Windows Embedded 8 Industry Release Preview

先週、Ask the expert でオンラインの質疑応答をやっていましたが...

ニューヨークシティで開催された"National Retail Federation Convention & EXPO"の席上で、Windows Embedded 8 Standardファミリのひとつ、「Windows Embedded 8 Industry」のRelease Preview が発表されました。

Windows Embedded 8 Industry Release Preview now part of the Windows Embedded 8 family
http://blogs.msdn.com/b/windows-embedded/archive/2013/01/14/windows-embedded-8-industry-release-preview-now-part-of-the-windows-embedded-8-family.aspx

製品ページも用意されました。

Windows Embedded 8 Industry
http://www.microsoft.com/windowsembedded/en-us/evaluate/windows-embedded-8-industry.aspx

以前発表されたロードマップで予告されていましたが、Windows Embedded 8 IndustryはPosReady7 の後継製品になります。例によってmicorosoft connectサイトで公開される予定ですが、まだダウンロードは始まっていないようでした。

Windowsembedded8industrypreview


このあとは3月にWindows Embedded 8 Standardの製品版リリースと、Windows Embedded 8 Pro (組み込み向けのライセンス提供)が開始になる予定です。

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